お勧めVPS

VPSの比較サイトはいくつもありますが、いずれもカタログスペックでの比較のみ。
カタログスペックを重視される方は、そちらを参考にしてください。

ここでは、おすすめVPSを、私の使用感にもとづく独断と偏見でご紹介します。
(※大人の事情と言われればそれまですが、実際に15年近く使ってきた私の率直な意見であるということだけは申し添えておきます。)

VPSサーバーを使うメリット

VPSのOSとして、Windows Serverを選択すれば、24時間稼働のWindows環境が構築できます。24時間365日、自動売買ソフトを稼働させる場合、自宅のPCだと電気代が気になる上、PC自体も故障しないか不安ですよね。その点、VPSなら安心! 常時、安心・安全で安定したサーバー環境を利用できます。

私のVPSの変遷

私が使用してきたVPSの変遷は次の通り

■リアル口座用 T社S社D社ABLENETO社B社(海外)V社(海外)O社(2回目)ABLENET(2回目)
■デモ口座用(その1) T社S社ABLENET
■デモ口座用(その2) S社O社

リアル口座用として使用しているVPSに関しては、数ヶ月~3年程度の間隔で引っ越ししてきました。

・・・多いなー、浮気性?^^;

変更に至った理由

1.メモリー不足

契約サイズにメモリ1Gプランがあったりしますが、実はソフトウェアを何もインストールしていない状態で、50%近いメモリを消費しています(OSのバージョンにもよるとは思いますが・・・)。そうすると、MT4を1,2個インストールするだけでいっぱいいっぱい。MT4を設置して稼働させるだけで四苦八苦した苦い思い出があります。これは業者の選択にかかわる問題ではありませんが、余裕を持ったプランにしましょうという教訓です。

2.CPU リソース不足平日、やたら重い)

相場がお休みの土日には、快適に操作できているにも関わらず、平日、Tickを受信し始めるとMT4が安定して動かない場合があります(ありました)。調べてみると、重くて動きが悪い時にはCPUリソースの使用量が100%になって、応答していないようでした。正直、理由はわかりません。

3.海外VPSは手続きが面倒?(一部業者だけかと思いますが…)

VPSで自動売買していると、たまにフリーズしたり、リモートデスクトップでアクセスできなくなったりします。あるあるかと思います。そんな時、国内の多くの業者さんではWeb上からも管理できるようにポータル画面が提供されてて、VPSの再起動をかけたり、OSを再インストールできたりと、ユーザビリティが良いです。ところがB社(海外)では、管理画面は提供されておらず、メールで依頼…。当然、再起動まで間、VPSで何が起こっているのかわからず、不安な時間を過ごす羽目になりました。V社(海外)のほうは、Web上から細かな管理ができるのは良かったのですが、当然ながら全て英語…。理解するのに一苦労して、結局、半年くらいで撤退しました。

4.Windowsのサポート期限の終了

2019年頃までは、多くの業者でサーバーOSにWindows Server 2008 R2を選択できるプランがありました。このOSが軽くて、実際に4GBプランで20個以上のMT4(1EA/MT4)を動かすことができました。現在使っているWindows Server 2019では、同条件で17個程度が限界です。

※MT4の稼働数については、使用するEAの種類やCPUなどのマシン性能に依存する部分も大きいので、保証するものではありません。あくまでも、参考です。

しかし、Windows Server 2008の延長サポート終了期限の到来とともに、提供は終了・・・。
引っ越しを余儀なくされました。

  • サーバーOSのサポート期限
製品メインストリーム
サポート終了
延長サポート終了
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
2015/01/132020/01/14
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
2018/01/092023/01/10
Windows Server 20162022/01/112027/01/11
Windows Server 20192024/01/192029/01/09
Windows Server 20222026/10/132031/10/14

Windows Server 2022での強化点は、ずばりセキュリティー。ハードウエアの機能によってファームウエアやOSカーネルの改ざんを防ぐ仕組みが追加されたとのこと。

今選ぶなら、Windows Server 2022、2019 もしくは 2016 なのでしょうけど、リアル口座を運用するとなると、やはりセキュリティーが高いほうが安心です。ということでお勧めのOSは「Windows Server 2022」ということで。

おすすめVPS

上記を踏まえたうえで、私が満足してお勧めできるのがABLENETWinプラン
費用等の詳細は、キャンペーン等によって変わるので、詳しくはホームページをご覧ください。

VPSでリアル口座を運用するなら、前述したように余裕を持った方が安心です。
あくまでも私の感覚だと、2GBのメモリ (プランWin2)で5個のMT4(各1EA)、4GB (プランWin3)で12個のMT4(各1EA)くらいまでに抑えたいところ。もちろん、もっと動くとは思いますが、リアル口座を安定的に動かすのが最優先です。

ストレージについては、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)が選べるようになっています。SSDの寿命は一概には言えませんが、一般的に5年程度、HDDは3年程度とSSDのほうがHDDよりも寿命が長いと言われています。その意味でSSDのほうが安心は安心です。ただ、壊れるほど長期間同じVPSを使用した経験はなく、HDDで困ったことはないというのが率直な意見です。

ストレージ容量に関しては、自動売買だけならさほど必要ありません。一度も気にしたことはないです。

OSについては、前述のように「Windows Server 2022」を推奨します。


 

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Posted by Penguin